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【沖縄】台風・停電・塩害から会社のパソコンを守る|台風前に済ませたい7つの備え

【沖縄】台風・停電・塩害から会社のパソコンを守る|台風前に済ませたい7つの備え

「台風のあとに出社したら、事務所のパソコンが立ち上がらなくなっていた」――沖縄の事業者さまからは、毎年のようにこうしたご相談をいただきます。

結論から言えば、台風によるパソコントラブルの多くは、台風が来る前のひと手間で防いだり、被害を小さくしたりできます。ポイントは、データを守ること、電気のトラブルから機器を守ること、そして湿気や塩分への日ごろの対策です。

この記事では、沖縄ならではの台風・停電・塩害のリスクと、台風前に済ませておきたい7つの備え、停電のあとに起動しないときの対応を解説します。

沖縄のパソコンが台風・停電の影響を受けやすい理由

台風の雨風が事務所の窓に打ちつけている様子

台風が近づくと、電線のトラブルや設備の保護のために、停電や瞬停(一瞬だけ電気が切れること)が起こりやすくなります。パソコンは、作業中に電源が急に切れると、保存途中のデータや、Windowsを動かすためのシステムの一部が壊れてしまうことがあります。

また、停電から復旧するときに、一時的に不安定な電気が流れることもあります。こうした電気の乱れは、パソコンだけでなく、ルーターやハブ、複合機などのネットワーク機器にも負担をかけます。台風のあとに「パソコンは動くのにインターネットにつながらない」というご相談が多いのは、そのためです。

さらに、雷が近くに落ちると、電線や電話線、LANケーブルを通って機器に影響が及ぶこともあります。台風シーズンは、こうしたいくつものリスクが重なる時期だと考えておくとよいでしょう。

とくに注意したいのは、台風で事務所を空けている間に停電が起きるケースです。誰もいない事務所でパソコンやNASが動いたままだと、停電で急に電源が切れ、復旧したときに不具合が出ていても、出社するまで気づけません。台風の前に電源を落としておくことが大切なのは、そのためです。

台風が来る前に済ませたい7つの備え

台風の進路が沖縄に向いたら、次のことを社内で手分けして済ませておきましょう。毎回同じ手順で行えるよう、チェックリストにして事務所に貼っておくのもおすすめです。

  1. 業務データを外付けドライブやクラウドにバックアップする
  2. 作業中のファイルを保存し、使わないパソコンはシャットダウンする
  3. パソコン・複合機の電源プラグをコンセントから抜く
  4. ルーター・ハブなどのネットワーク機器も、可能なら電源を抜く
  5. UPS(無停電電源装置)がある場合は、バッテリーの状態を確認する
  6. 窓際や床に近い場所の機器を、雨が吹き込まない高い場所へ移す
  7. 台風明けに最初に確認する機器と、連絡先を決めておく

なかでも優先したいのは、バックアップと電源プラグを抜くことです。この2つだけでも、台風によるパソコントラブルの影響はかなり小さくできます。

バックアップは、台風のたびに慌てて取るよりも、日ごろから自動で取れる仕組みにしておくのが理想です。普段から定期的にバックアップが取れていれば、台風の前は「最新の状態になっているかを確認するだけ」で済みます。

電源プラグを抜くときは、プラグを抜いた機器が分かるように、メモを残しておくのもおすすめです。台風明けに、どの機器を元に戻せばよいかがすぐに分かり、つなぎ忘れによるトラブルを防げます。

停電・雷から機器を守る道具を知っておく

机の下に置かれた無停電電源装置と雷サージ対策の電源タップ

電気のトラブルから機器を守る道具として、代表的なものが2つあります。それぞれ役割が違うので、事務所の状況に合わせて選びましょう。

道具できること向いている機器
UPS(無停電電源装置)停電したときに、しばらく電気を送り続け、安全にシャットダウンする時間をつくるサーバーやNAS、止まると困るパソコン
雷サージ対策の電源タップ雷などによる一時的な強い電気から、つないだ機器を守るパソコン、ルーター、複合機など

UPSは、停電が長く続いても使い続けられるものではありません。停電した瞬間にデータを守り、落ち着いて電源を切るための装置だと考えてください。共有フォルダの入ったNASなど、急に止まると困る機器には、とくに効果があります。

UPSは、中のバッテリーが年数とともに弱っていきます。いざ停電したときに役に立たなかった、ということがないよう、台風シーズンの前にバッテリーの状態や交換の時期を確認しておきましょう。

どの機器にどの道具をつなぐかは、止まったときの影響の大きさで決めるのがおすすめです。迷ったときは、業者に相談してみましょう。

日ごろからできる湿気・塩害対策

沖縄は一年を通して湿度が高く、海に近い地域では空気中に塩分も含まれます。こうした環境では、パソコンの内部にたまったほこりが湿気や塩分を含み、部品の傷みが早まることがあると言われています。

対策としては、パソコンを窓際や外気が直接入る場所に置かないこと、エアコンや除湿機で湿度を上げすぎないこと、そして通気口のほこりを定期的に掃除することが基本です。とくに床に直接置いたデスクトップパソコンは、ほこりを吸い込みやすいので注意しましょう。

台風のときに窓から雨が吹き込んだり、雨漏りしたりした場合は、機器が濡れていなくても念のため状態を確認しておくと安心です。

長期の休みで事務所を閉めるときも、湿気がこもりやすくなります。エアコンを止める期間が長い場合は、除湿の方法を考えておくと、休み明けのトラブルを減らせます。

とくに、海に近い場所や、窓を開けて換気することが多い事務所では、パソコンの内部にほこりがたまりやすくなります。年に一度くらいは、パソコンの内部の清掃も含めて点検してもらうと、故障の予防につながります。

停電のあとにパソコンが起動しないときの対応

外付けドライブにパソコンのデータをバックアップしている様子

台風が過ぎて電気が戻ったのに、パソコンが起動しない。そんなときは、まず電源ケーブルやバッテリーの接続を確認しましょう。電源タップのスイッチが切れていただけ、ということも意外とあります。

それでも起動しない場合は、電源のオン・オフを何度も繰り返さないことが大切です。停電でストレージやシステムが傷んでいる場合、繰り返すうちに状態が悪くなり、データが取り出せなくなることがあります。異音がする、焦げたようなにおいがするといった場合は、すぐに使用をやめて相談してください。

起動しないときの考え方は起動しない・電源が入らないのページで、データを取り出したい場合はデータ取り出しのページで詳しく紹介しています。

停電のあとはパソコンだけでなく、ルーターやモデムが正しく立ち上がっていないこともあります。「パソコンは動くのにネットにつながらない」という場合は、ネットワーク機器の電源を一度入れ直してみてください。それでも直らなければ、回線の会社や業者に相談しましょう。

台風が過ぎたあとに確認したいこと

台風が過ぎて出社したら、パソコンを使い始める前に、いくつか確認しておきたいことがあります。まず、事務所に雨漏りや浸水の跡がないか、機器が濡れていないかを見てください。濡れた可能性のある機器は、乾いたように見えても電源を入れないほうが安全です。

次に、電源を入れる順番にも気をつけましょう。インターネットの回線を引き込んでいる機器(モデムやONU)、ルーター、ハブといったネットワーク機器を先に起動し、そのあとでパソコンや複合機の電源を入れると、つながらないトラブルを減らせます。

パソコンが起動したら、メールの送受信、インターネットへの接続、複合機での印刷、共有フォルダへのアクセスなど、普段の業務で使う機能をひととおり試しておきましょう。問題がないことを朝のうちに確かめておくと、急ぎの仕事の途中でトラブルに気づく事態を避けられます。

もし不具合が見つかった場合は、無理に直そうとせず、どの機器でどんな症状が出ているかをメモしてから相談しましょう。台風明けは、ほかの事業所からの相談も重なりやすい時期なので、早めに連絡することが大切です。

社内の台風対策をルールにしておく

台風対策は、毎回担当者の判断に任せていると、どうしても抜け漏れが出ます。台風が近づいたら誰が何をするのか、あらかじめ社内のルールにしておくのがおすすめです。

たとえば、「台風の接近で臨時休業が決まったら、退社前にバックアップを取り、パソコンと複合機の電源プラグを抜く」「ネットワーク機器の電源は総務担当が抜く」といったように、タイミングと担当者をはっきり決めておくと、確実に実行できます。

あわせて、台風明けに不具合があったときの連絡先も、社内で共有しておきましょう。パソコンの修理業者、インターネット回線の会社、複合機のリース会社など、連絡先が一覧になっているだけで、トラブルのときに慌てずに済みます。

台風が多い年は、同じ作業を何度も繰り返すことになります。作業が負担にならないよう、手順はできるだけシンプルにしておきましょう。「誰でも10分で終わる手順」にしておけば、担当者が不在のときでも、ほかの人が代わりに対応できます。

毎年、台風シーズンの前に手順を見直す日を決めておくのもおすすめです。パソコンや機器が増えたり、置き場所が変わったりしていれば、それに合わせて手順を更新しておきましょう。

まとめ:沖縄の台風対策は「台風前のバックアップと電源プラグ」から

台風の多い沖縄では、停電や雷、湿気や塩分といったリスクが重なります。すべてを完全に防ぐことはできませんが、台風が来る前にバックアップを取り、電源プラグを抜いておくだけで、被害は大きく変わります。毎回の手順を社内で決めておくことが、いちばん確実な備えです。

当社は、沖縄本島全域の法人・個人事業主さまのパソコン・ネットワークのトラブルに、出張費0円で対応しています。台風のあとの点検やUPSの導入についても、お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

台風のあと、パソコンやネットワークの点検だけでもお願いできますか?

はい。起動や動作の確認、インターネットや社内ネットワークの接続確認などに対応します。